藤浪「黒田仕様」戦闘服…契約明かす
「阪神春季キャンプ」(20日、宜野座)
阪神・藤浪晋太郎投手(20)が20日、スポーツウエアメーカー・「ONYONE(オンヨネ)」と契約したことを明かした。チームでは金本知憲氏(デイリースポーツ評論家)以来、2人目。藤浪は「中学校のころから使わせてもらっています。夏場、汗をかいたとき着心地が、全然違う」と話した。
ウエアの特徴は暑いときに涼しく、寒いときに暖かい「ハイグレーター」機能だ。発汗に反応して発熱とクールダウンを繰り返し、衣服内の環境を保つ。さらに素材自体が「自己乾燥」するため着替える回数が減少し、プレーにも集中できる。藤浪はメッシュ素材で伸縮性のある七分袖を着用するという。
契約選手には広島・黒田、巨人・内海、中日・吉見らエース級が顔をそろえる。キャンプ地を訪れた同社担当者は、「体の大きさ、腕の長さが普通の人とは違うので、採寸してサイズに合ったものをオーダーメードしました」と説明した。
21日・DeNAとのオープン戦(宜野湾)では対外試合初登板。テーマは「脱力投法」だ。「いかに八分とか腕をマン振りせずに投げるかということ。キレを出して抑えることが課題です」と語った。結果はもちろん、進化を追い求めていく。