２軍キャンプに参加していた阪神・安藤優也投手（３７）と松田遼馬投手（２１）が２７日、甲子園での１軍練習に合流した。現在、福原が負傷離脱中ということもあり、安芸で調整を続けてきた両投手に期待がかかる。

　安藤は２８日からの四国遠征に帯同せず、１軍での実戦は３月４日のソフトバンク戦（甲子園）以降となる。２軍ではシート打撃に登板したが実戦はなし。この日はキャッチボールなどで調整し、徐々にペースを上げる。

　「（今後のテーマは）バッターとの感覚。気持ちも（他球団相手だと）違ってくるし。（福原の穴は）みんなでカバーしていければ」と安藤。現時点での構想では、走者がいる場面なども含めて七回での起用が考えられており、経験豊富な右腕は重要な存在となる。

　また、松田は福原が開幕に間に合わなかった時の“八回の男”と考えられており、２８日のオリックス戦（安芸）からテストが始まる。この日はキャッチボールやダッシュなどで汗を流した。

　「そこ（八回）で投げられるようにがんばります。結果を出して信頼してもらえるようにやっていきたい」と松田。若き右腕が飛躍を遂げれば、チームにとっても大きなプラス材料となる。