西岡順調!掛布DC「心配いらない」
「オープン戦、DeNA3-4阪神」(15日、横浜)
右肘の痛みを訴え戦列を離れている阪神・西岡剛内野手(30)が15日、鳴尾浜で約2時間、調整した。三塁の守備練習やフリー打撃をこなし、順調な回復をアピールした。
キャッチボールの後、西岡が三塁の守備についた。送球は力強く、ランニングスローも披露。筒井2軍内野守備走塁コーチが「ほどほどにしとけよ」と言うほど。15分間、59球のノックは不安を一蹴する動きだった。
フリー打撃は、左右の打席で68スイング。右打席では3本の柵越えを放った。西岡は「(オフに)手術してから追い込んで、ハイピッチでここまできた。セカンドからサードになるということで、こういうことが起こるのも頭に入っていた」と表情を引き締めた。見守った掛布DCは「心配はいらないんじゃないの」と軽快な動きに太鼓判を押した。
17日のDeNA戦(横浜)の出場を目指しているが、和田監督は「報告を聞いて、あと明日もう1日あるんでそこで判断したい」と話した。16日も鳴尾浜で調整し、回復具合を見て合流時期を判断する。