阪神の新外国人、マリオ・サンティアゴ投手（３０）が２４日、甲子園室内練習場で来日後初めて、ブルペンでの本格的な投球練習を行った。一番の武器である高速シンカーを含め、全球種を試し５０球。「いい感じで投げることができました」と充実の表情を浮かべた。

　１７日から鳴尾浜で開始した調整。「ブルペンで投げるのが楽しみ」と、この日を心待ちにしていた。「７５～８０％の力で低めに投げられていたので、継続していきたい」と手応えを感じていた。

　受けた本田ブルペン捕手もうなった。「スタンリッジ（現ソフトバンク）が最初に来たときよりいいよ。球の勢いもあるし、コントロールもいいしね」。周囲の評価は上々だ。今後もブルペン投球を重ね、実戦へと進んでいく。