和田虎、大敗で1431日ぶり単独最下位
「阪神0-10広島」(9日、甲子園)
和田阪神が屈辱にまみれた。投打ともに精彩を欠いて、0-10の完敗。5月以降では、2011年6月8日以来、1431日ぶりの単独最下位に転落した。「どの時期であっても、1番下はファンに対して申し訳ない」。和田豊監督(52)は低迷する現状に、謝罪の言葉を連ねた。このままズルズル引き下がるのか。今こそ虎の意地が見たい。
何度、同じような光景を見ただろうか。得点圏に再三走者を進めても、決定打が出ない。悪循環で投手陣も失点を重ねる。0-10の大敗で、ついに単独最下位に転落。5月以降の最下位は2011年6月8日以来、4年ぶりの屈辱だ。「どの時期であっても、1番下はファンに対して申し訳ない」。和田監督は厳しい表情を浮かべて、情けない現状を謝罪した。
緩急を駆使するジョンソンをまたも打ち崩せなかった。初回、安打と2四球で2死満塁の先制機を迎えたが、マートンが二ゴロ。四回も2死満塁で西岡が空振り三振に倒れた。これで今季3度目の対戦となったジョンソンには、計19イニングでわずか2得点。4打数無安打に終わったマートンは日本語で、「ごめんなさい」と詫(わ)びた。
指揮官は「それにしても同じピッチャーにやられすぎ」と嘆いた。巨人・ポレダ、高木勇、中日・バルデスを含めて、何度も同じ相手に抑え込まれている現実がある。苦い経験を生かせず、また同じ失敗を繰り返すもどかしさが、チームの空気をさらに重くする。
投手陣も、最も警戒していた新井にのみ込まれた。0-1の五回は能見が左中間2ランを浴びた。七回1死二、三塁では松田が中前へ2点適時打を許した。最も打たせてはいけない相手に痛打され、広島を勢いづかせてしまったのは紛れもない事実だ。和田監督も「新井の一発がね…」と唇をかんだ。
投打ともに上昇気配が見えてこない。チーム打率・227にチーム本塁打12、チーム防御率3・98にチーム総失点150は、いずれもリーグワーストだ。「チームの状態をどう上げるか。ここからどう巻き返して、はい上がっていくか考えて、明日からまたやっていきたい」。立て直す時間は十分に残されているが、悠長に構えていられる立場にはない。これ以上の後退は、もう絶対に許されない。
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