横山、鶴、小嶋…虎ドラ1で計13失点
「交流戦、オリックス15-1阪神」(13日、京セラ)
パ・リーグ最下位のオリックスにたたきのめされた。阪神は今季ワーストの15失点で3連敗。借金は2となった。先発のドラフト1位・横山雄哉投手(21)=新日鉄住金鹿島=が四回に連続押し出しで降板すると、続いた鶴直人(28)、小嶋達也(29)の両ドラフト1位投手も打たれ、3投手で計13失点。打線もつながりを欠いた。
乱れたリズムを修正しきれない。福留のソロ弾で先制した直後、横山が崩れた。四回に連続の押し出し四球を含む4四死球と崩れ、ベンチに下がった。
「(先頭の)中島選手にデッドボールを当ててしまい、そこから崩れて修正が利かなくなってしまいました」
ボール自体は悪くなかった。三回まで無失点に抑えたが、四回の中島への死球から高めに浮くボールが目立った。無死満塁から谷と縞田に押し出し四球を与え、3回0/3を3安打5失点、5四死球で、2敗目を喫した。
満塁のピンチを残しての降板で、続く2番手の鶴、3番手の小嶋と「ドラ1」で続いたリレーで計13失点。横山は今後は14日に登録を抹消され、逃したプロ初勝利に向けて2軍で調整していく。