ゴメス 福留と虎初3戦連続アベック弾や

 快挙達成で首位独走や!!阪神のマウロ・ゴメス内野手(30)が29日、2試合連続2者連続本塁打を放っている福留孝介外野手(38)と、球団史上初となる3試合連続アベック弾へ意欲を見せた。30日からのヤクルト3連戦(神宮)でFG砲が7連勝へ導く。

 今、絶好調の2人なら実現させてしまうかもしれない。球団史上初の3試合連続アベック弾がかかる30日のヤクルト戦。ゴメスが相棒に呼び掛けるように、前人未到の領域に意欲を見せた。

 「チームがいい状態で来てるので、これを続けていきたいね」

 27、28日のDeNA戦で、3番・福留と2者連続弾を放った。同一選手による2試合連続2者連続本塁打は、球団では87年の3番・真弓、4番・バース以来28年ぶりだった。

 ゴメスは28日の試合後に「あと10試合ぐらい続けたいね」とコメント。東京への移動日となったこの日は「(前日の発言は)冗談だよ」と話したが、10試合は無理でも3試合連続なら…。ナインもファンも6連勝中のチームをさらに勢いづける3試合連続アベック弾を望んでいる。

 福留は3番に入ってから全7試合で安打を放ち、16日の日本ハム戦からチームは1分けを挟んで6連勝中。開幕後はなかなか調子が上がらなかったゴメスだったが、前を打つベテランに触発されるように快音を響かせている。

 「もちろん福留さんが打って、塁に出てくれるのはプラスだよ。自分の仕事はランナーをかえすことだからね」。リーグ戦再開となった20日のヤクルト戦以降は、6試合で打率・409、3本塁打、9打点。42打点はリーグ3位で、2年連続の打点王も視界に入った。

 「(開幕から)今が一番、調子がいいかは分からないけど、感覚はいいし、ボールもよく見えているよ。室内練習場でのスイングも続けているしね」。普段は控えめな男が、手応えを口にするほど打撃の状態は上がっている。

 阪神は今季最多タイの貯金3で、2位・巨人に2ゲーム差をつけて首位を走っている。ただ、セ・リーグは依然として5位までが3・5ゲーム差にひしめく大混戦だ。30日から戦う3位タイのヤクルトとは3ゲーム差。2人の大砲が、ツバメを撃ち落とす一発を神宮の夜空に打ち上げる。

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