“第6の男”ペレス後半も2軍4番起用
阪神のネルソン・ペレス外野手(27)が、フレッシュ球宴後のウエスタン・リーグ後半戦でも引き続き4番として起用される方針であることが14日、わかった。古屋2軍監督が「4番として、左翼と一塁の守備もしっかり守ってもらう」と明言した。
あいにくの天候でこの日のウエスタン・ソフトバンク戦は2日連続で中止。ペレスの視線は、すでに後半戦へと向けられていた。
「チームを助けられるように結果を出したい」。阪神に入団後、デビュー2戦目以降の全試合で4番に座る男は「4番というだけで勝負を避けられることもある。でも、自分は打てるボールを打つだけ」と主砲としての自覚をにじませた。
ここまで11試合に出場し42打数15安打、打率・357。3本塁打と長打力も発揮している。古屋監督は「ペレスが4番でアピールすることで、(1軍の)マートンら他の選手に刺激を与えることができる」と現状に高評価を与えている。1軍初昇格へ、第6の助っ人の挑戦はさらに熱を帯びていく。