西岡故障後初の屋外フリー31スイング
右肘内側側副じん帯損傷からの復帰を目指す阪神・西岡剛内野手(31)が22日、鳴尾浜で故障後初めてとなる屋外でのフリー打撃を行った。患部への負担が少ない左打席で31スイング。安打性の当たりは10本を数えた。
久しぶりにユニホーム姿を披露した背番号7は練習後、「見てもらった通りです」と多くは語らなかった。それでも、見守った掛布DCを「あまり強く振っていないけどヘッドスピードがある。バランスがいい」と、うならせるには十分な練習内容だった。
右打席はまだティー打撃のみ。仲野2軍トレーナーは「まだスローイングは開始していない」と話しており、実戦復帰には守備面でも多くの課題があるが、この日が完全復帰に向けた大きな一歩となったことは確かだ。