【阪神データ】“苦月”返上でVなるか
阪神が夏の長期ロードを12勝8敗で乗り切り、3年連続で勝ち越した。8月も13勝12敗で勝ち越しを決め、6月から3カ月連続月間勝ち越し。チーム打率は・249だが、8月は今季月間最高の・277。得点も月間最多の99得点を記録した。
今週からいよいよ勝負どころ、9月の戦いに突入。阪神は2リーグ分立後、5回の優勝を数えるが、優勝年の9月成績(10月含む)は1962年=12勝10敗、64年=12勝10敗、85年=21勝10敗2分け、2003年=11勝13敗1分け、05年=19勝6敗。負け越したのは03年だけで、この年は8月終了時点での貯金38が大きく生きた。
最後に優勝した05年は19勝6敗と大きく勝ち越し。翌06年は前年を上回る22勝(6敗)をマークしたが、07年以降で勝ち越したのは、07、09~10年の3回。08年は13勝16敗2分けの負け越しで、優勝を巨人にさらわれた。11年からは19勝22敗2分け、12勝14敗2分け、10勝18敗2分け、13勝13敗と4年連続で勝ち越せていない。10年ぶりの優勝に向けて、今季こそ“苦月”は返上したいところだ。