藤浪中心ローテ急浮上!プロ初の中4日

 阪神の中西清起投手コーチ(53)が18日から始まる12連戦へ「藤浪中心ローテ」で臨むプランを17日、明かした。ローテ編成のポイントは、優勝を争うライバルチームの浮き沈みの状況だ。

 当初、藤浪は22日・巨人戦、その後28日の同戦へと向かう予定だった。しかし、現在首位で勢いがあるのはヤクルト。21日のヤクルト戦の後、26日の広島戦。その後10月1日のヤクルト戦へと向かう新プランが浮上した。藤浪にとってプロ初の中4日登板となり、しかも2回連続となるが「ここまできたら詰めないとしかたがないだろ」と右腕に全てを託すつもりだ。

 18日にヤクルトと巨人が直接対決するが、同コーチは「試合を見て決める」と判断材料にする考え。21日のヤクルト戦に投げた場合も、その後も上位チームの状況を見ながら28日・巨人戦へと向かう選択肢もある。

 「藤浪中心のローテになることは間違いない」。登板日が流動的になれば右腕の調整も困難が予想されるが、10年ぶりのV奪取の最善策として首脳陣は勝負手を打つ。

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