猛虎8点圧勝 今季初2番の今成4安打
「阪神8-1ヤクルト」(20日、甲子園球場)
阪神が瀬戸際で踏ん張った。負ければ自力優勝の可能性が消える大一番で、猛虎打線が爆発した。2戦2敗のヤクルト・山中に対し、和田豊監督(53)は今季初めて2番に今成亮太内野手(27)を起用。これが見事にはまり、4番・福留孝介外野手(38)の先制打を皮切りに得点を積み重ね、首位ヤクルトに快勝。この勢いで頂点へ突っ走れ!
超攻撃的な采配がズバリとはまった。必勝を期し、メスを入れた打線が13安打8点と爆発して快勝。この夜の自力優勝消滅を回避した。興奮のるつぼと化した超満員の聖地。和田監督は「勢いが付く勝ち方ができた」と顔をほころばせ、大満足の様子だった。
嫌な流れを吹っ飛ばしたかった。DeNAに2連敗して戻ってきた本拠地。対するヤクルトの先発は今季2戦2敗、対戦防御率0・69の“天敵”山中だ。「3回目。このままじゃいけない。クリーンアップの状態が上がっている。その前に塁に置いてクリーンアップに返させたかった」。打力に期待し、今季初めて2番に今成を起用。その超攻撃型打線が、初回にさく裂した。
1死後。今成は山中から左前へはじき返した。さらにバレンティンが打球処理にもたつく間に二塁へ。「(今成の安打から)風が吹き始めた」と虎将。2番打者の一打を皮切りに、2死三塁から4番・福留の左中間適時二塁打で先制。続くゴメスに2ランも飛び出し、山中を攻略した。
5-0の五回も今成が効いた。先頭で左前打を放って出塁。マートンがつないで一、二塁と好機をつくり、またもや福留が右中間に適時二塁打を放った。理想的な形で奪った中押し点。ヤクルト戦のシーズン勝ち越しも決定した。
今成は2年ぶり2回目の4安打で2打点。「前も後ろもいいバッターがそろっている。つなごうという気持ちでした」。19日のDeNA戦は5打数無安打で「タコった分、思い切っていこうと」と気持ちを切り替えた。
耳をつんざく虎党の大声援に後押しされての快勝劇。福留は「これだけのお客さんが入ってくれて心強い。一本出るごとにボルテージが上がって嫌なムードを忘れさせてくれる。それが甲子園の力」と感謝した。
この日は踏ん張ったが、21日のヤクルト戦で敗れると自力優勝の可能性が消える。「今日の一戦はどうしても取りたかった。あしたも何とか」と和田監督。頂点を目指し、前に突き進むだけだ。
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