西岡22日の結果次第で即昇格も

 右肘内側側副じん帯損傷からの復帰を目指す阪神・西岡剛内野手(31)が、22日のウエスタン・オリックス戦(神戸サブ)で左打席に立つことが20日、分かった。右打席は18日の同・ソフトバンク戦(鳴尾浜)で実戦復帰を果たし、そこから2試合連続安打。リハビリの段階で左打席は右打席よりも順調に来ており、不安はない。

 この日、鳴尾浜で行ったフリー打撃では左打席で39スイングした後、右打席で23スイング。その後、もう一度左打席に立ち、最後は両打席合わせて6本目の柵越えで締め、「振り込むためにやった」と話した。柵越えだけでなく、フェンスを直撃する強い当たりも見られ、仲野2軍トレーナーは「ようやく状態が上がってきたかな」と、うなずいた。

 練習後はスタンドに足を運び、即席のサイン会を実施。約50人のファンと触れ合った。1軍は勝負の12連戦で連敗スタートとなり、苦境に立たされている。その上、左打者も手薄な状況。22日の結果次第では即昇格の可能性もある。

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