好調ペレス14号ソロで4戦連続打点
「ウエスタン、オリックス2-6阪神」(22日、神戸第二球場)
豪快な一撃をかっ飛ばした。4番に座った阪神・ペレスが右中間へ14号ソロを放ち、ウエスタン本塁打トップのソフトバンク・カニザレスに3本差に迫った。4試合連続で打点を挙げており、調子はすこぶる良好だ。
三回2死から高木の130キロ変化球をジャストミート。鮮やかな放物線を描いて右翼席に吸い込まれた。1点差に追い上げられた直後だけに貴重な一発だった。打った本人も「感覚が良かった」と納得の表情を浮かべた。
「打」のみならず、「走」でも魅せた。初回2死一塁で二遊間を破る中前打で出塁すると、陽川の二塁打で一塁から快足を飛ばし、一気にホームイン。全力疾走で1点をもぎ取った。
6月に入団して以来、外国人枠の関係で2軍暮らしが続いている。不満がたまってもおかしくない状況だが「毎日上達しようと頑張っている」と腐る様子はない。「調子はいい。あしたも全力でやるだけ」。1軍昇格をつかむため懸命なアピールを継続する。