矢野氏&片岡氏 V戦士入閣明らかに
阪神が来季のスタッフとしてOBで評論家の矢野燿大氏(46)をバッテリー兼作戦コーチとして、同じく片岡篤史氏(46)を打撃コーチとして招へいすることが20日、明らかになった。
この日は新ヘッドコーチに高代延博作戦兼内野守備走塁コーチ(61)、チーフ兼守備走塁コーチに平田勝男ヘッドコーチ(56)の配置転換などが発表された。
金本新監督が就任会見で話したコーチ像がある。
「情熱のあるコーチ。選手を育てる、何が何でもこの選手を一人前にするという、練習に付き合うコーチ、そしてまあ僕に付いてきてくれるコーチ。すべて気持ちから入ることだと思うんで、気持ちのないコーチは選ぶつもりはありません」
キーワードは『情熱』。矢野、片岡両氏こそ、その言葉にふさわしい。矢野氏は2003年、05年の優勝時の正捕手。守りだけでなく、打てる捕手としてチームを引っ張った。厳しく熱く投手を引っ張る姿に投手陣からの信頼も厚かった。
4年ぶりの復帰となる片岡氏は前回、打撃コーチを務めた際には、若手とできるまでとことん付き合う、熱血指導が持ち味だった。
熱い男が金本新監督の改革を手助けする。