岩崎、新コーチに“3巡目の壁”相談へ

 阪神・岩崎優投手(24)が26日、鳴尾浜で秋季練習に参加。課題の「打者3巡目の壁」を克服するべく、新投手コーチが正式発表になり次第、ヒントを求める構えだ。今季は試合中盤から終盤にかけ、打者3巡目を迎えたところで、失点を喫するケースが多かった。

 (1)「スタミナ」

 (2)「配球面の工夫」

 (3)「変化球の精度」

 岩崎はそれら3つを要因と考えているが、「情報が多いにこしたことはない。新しいコーチが決まったら聞きたい」と意欲満々だ。この日も練習後に久保2軍投手チーフコーチに相談するなど、探求心旺盛な姿勢を示していた。

 もっとも教えを請うばかりではない。秋季キャンプでは、チェンジアップの精度向上を1つのテーマとする。「キャッチャー目線では、チェンジアップを中心に使えなかったと思う。(握りなど)細かいところもキャッチボールから試していきたい」。変化球のレベルアップは、配球面の工夫にもつながるはず。新しい考えを吸収し、収穫の秋とする。

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