香田コーチがオフも藤浪を徹底管理
阪神・香田勲男投手コーチ(50)が18日、今後の自主トレ期間中も藤浪晋太郎投手(21)と定期的に電話で連絡を取り合い、近況をこまめにチェックする方針を明かした。
藤浪はシーズン後半に右肩の炎症を発症。秋季キャンプではブルペンに入らず、体力づくりを中心としたメニューをこなした。
香田コーチは今後について、「常に連絡を取り合いながら、という思いはありますよ。『どうだ?』というような連絡はしたいと思っています」と話した。現時点で本格的な投球再開の時期は未定。右肩の回復具合も含めて、近況をつぶさに聞くつもりだ。
藤浪は昨オフ、広島・前田らが都内で行った合同自主トレに参加した。香田コーチは、今年も藤浪が参加するなら見学に行くプランも持っている。もちろん、「見るだけならいいんだよね?」と、規定により12~1月の技術指導が禁止されていることは承知済みだ。
藤浪の来季目標の一つは、今季1イニング届かなかった200投球回。年間通して投げる体力をつけるため、今オフ中に3キロの増量を計画している。香田コーチとの“二人三脚”で充実したオフを過ごせば、自己最高の成績を残した今季を上回るシーズンになることは間違いない。