歳内“福原道場”再び志願!飛躍の年へ
阪神・歳内宏明投手(22)が23日、昨オフと同様、福原忍投手(38)に合同自主トレ参加を志願する考えを明かした。今季はプロ最多の29試合に登板し、防御率2・62。さらなる成長曲線を描くため、今オフも尊敬する大先輩に教えを請う。
今年手にした自信の根源は、福原とのトレーニングにあった。年明けの甲子園室内練習場。足を大きく開いた状態でティー打撃を行うなど、独自の下半身強化メニューを行った。「やったことのない動きもあって勉強になりました」と、新発見の連続だったという。
ポイントは下半身を鍛えること。福原の5年連続50試合以上登板は、決して揺るがない強固な土台が支えている。
「福原さんはいろいろなメニューを考えて取り入れている。シーズン中にできることもあると思うので、またお願いしたいです」
究極の目標は「師匠超え」だ。5年目を迎える来シーズンは勝負の年。中継ぎの柱となるため、もう一度原点に戻る。