坂井オーナーV逸責任は「フロント」
阪神・坂井信也オーナー(67)が24日、球団納会のあいさつで来季のリーグ制覇と日本一奪取を厳命した。
終盤に大失速して優勝を逃した今季。虎の総帥は「勝負どころでの力不足というんですか。悔しいシーズンになってしまいました」と振り返った。だが、責任を現場に押しつけることはなかった。「私をはじめフロント。これに重大な責任があるというふうに私は感じております」と厳しい表情を浮かべた。
現場とフロントが一体となって、現状を打破するしかない。「10年間、ファンの皆さんをお待たせしておりますので。リーグ優勝と日本一。ぜひともお願いして」と悲願達成を求めた。
納会の前には、この日、入団会見を行った藤川と大阪市内の電鉄本社で面談した。「よう決断してくれたね。甲子園で投げる姿を楽しみにしている」と声をかけたという。
生まれ変わりつつある虎。オーナーの期待感も大きい。