ドラ5青柳 独特投球フォームに愛称募集
阪神のドラフト5位・青柳晃洋投手(22)=帝京大=が4日、東京都八王子市内の同大キャンパス「陸上競技場」で自主トレを公開。アンダースローとサイドスローの中間という独特な投球フォームの愛称を募集した。
昔からスタープレーヤーには、これ!という愛称があった。野茂といえば「トルネード」、イチローといえば「振り子打法」のように。そのため青柳も「皆さんに付けてほしいですね」と話す。「クオータースロー」と名付けられたこともあったが、いまひとつ浸透しなかっただけに親しみのあるニックネームを欲している。
愛称定着の前に、まずはプロで結果を出すことが大事。「牧田さんや三浦さん、渡辺俊介さんのように(カウントを取れる)遅いカーブを身に付けたいです」と夢を描く。
牧田の最遅が93キロなら、三浦と渡辺は90キロ前後。一方で青柳の最遅は98キロだ。自身のボールは「コントロールが悪い。精度を上げていかないといけません」というレベル。修正へ向け、現在の練習では体重移動を意識している。
「投げ終わった後、体重が後ろに残ってしまう。なるべく前にしないと。下半身の筋力を上げる練習をしています」。課題を胸に練習を続け、愛称定着とカーブの精度アップを目指す。
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