阪神・安藤優也投手（３８）が今季も安芸２軍キャンプに帯同する方向であることが１１日、分かった。安藤自身が安芸キャンプを希望しており、すでに首脳陣にも伝えている。慣れ親しんだ場所で体をつくり上げて、４年連続となる５０試合登板を目指していく。

　「（希望は）伝えてます。（安芸では）３年やってるので慣れてますからね」と安藤。１３年から昨年まで、３年連続で安芸キャンプを志願して、自分のペースでケガもなく調整を行った。それが３年連続となる５０試合登板にもつながった。

　金本監督はベテラン勢のキャンプに関して「希望は聞くしね。一番いい状態をつくれる環境があると思うから」と個々の意思を尊重する考え。まだ沖縄と安芸の人選は決定しておらず、安藤も「まだ分からないですが」と話すが、安芸キャンプ帯同に支障はない。

　この日は甲子園で自主トレを行った。常々「５０試合ぐらい投げられたら」と話しており、そのための土台づくりを地道に行っていく。