高山VS板山!片岡コーチがバトル指令

 阪神・片岡篤史打撃コーチ(46)が15日、新人合同自主トレの視察で鳴尾浜を訪れた。視察後、ドラフト1位・高山俊外野手(22)=明大=と同6位・板山祐太郎外野手(21)=亜大=に「いい意味でのライバルとしてやってほしい」と要求した。

 自身と同じ左打者2人に片岡コーチは大きな期待を寄せる。2月からはともに戦い、31年ぶりの日本一を目指す同志になる。しのぎを削り合い、互いのレベルアップに励むよう望んでいる。

 「(阪神の)外野手は左が多いから。そういう意味ではライバルだから。一緒に入ってプロの練習を見るっていうのはいいことだと思いますよ」

 ゲキを受けた高山は「負けられないという気持ちは常に持ってやっています」と気合十分。全体練習終了後、居残りでキャッチボールをしていた板山も「そういったところで差を付けないといけない」と鼻息は荒い。16日は新人合同自主トレは休日だが、両者とも午前中は体を動かす予定だ。

 キャンプインまであと半月。「しっかり準備してもらって、2月1日に備えてほしい」と片岡コーチ。心配ご無用。この2人は負けん気の強さを持っている。

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