隼太結婚!慶大同級生元チアリーダーと
阪神・伊藤隼太外野手(26)が結婚したことが16日、分かった。お相手は横浜市出身の一般女性(26)=会社員。慶大時代の同級生で、チアリーディング部で活躍した「笑顔が特徴的な癒やし系美女」だ。昨年末に入籍し、すでに関西で新生活をスタートさせている。生涯の伴侶を得た隼太が、今季こそ外野のレギュラーをつかみ獲る。
街はクリスマス一色に染まっていた。昨年末の12月23日。伊藤隼が、1年前に交わした約束を果たした。慶大時代に同級生だった一般女性と入籍。チアリーダーとして活躍した彼女の「応援」を独り占めにし、外野のレギュラー獲りへ、誓いを新たにした。
「守るべきものができたので、今まで以上に頑張っていきたい。もう1人ではないので夫婦二人三脚で歩んでいきたいと思います」
勝負の年を前に決意を固めた。振り返ると、いつも彼女がそばで支えてくれた。苦しいときは、隼太の背中を押してくれていた。
出会いは2009年12月23日。知人から紹介され、慶大チアリーディング部で活躍する彼女と知り合った。
「“笑ってるな”という印象でした。人生楽しそうだな~と」
隼太は彼女の天真らんまんな人柄にすぐに魅了された。2人はその場で意気投合。翌日のクリスマスイブは2人でディズニーランドへ。互いの絆を深め、出会った次の日から交際をスタートさせた。毎年12月24日は必ず、ディズニーランドを訪れる。「夢の国」は、2人の大切な場所だ。
慶大時代、春秋のリーグ戦にはスタンドで躍動する彼女の姿があった。とびきりの笑顔で応援してくれたチアリーディングに、どれだけ勇気をもらったことだろう。
「気をつかわず、自然体でいられる。一歩、下がったところで支えてくれる」
プロ入り後は関西、関東の遠距離恋愛が続いたが、彼女への一途な思いは変わらない。結婚は自然の流れだった。14年12月23日。2人の記念日に、仕事で関西を訪れていた彼女を自宅に招いた。
「結婚しましょう」
「はい。うれしいです」
テーブルで向かい合い、夕食をとりながら、自然体でプロポーズした。学生時代のころから変わらない、2人の空間が心地良い。
プロ5年目の今季は隼太にとってチャンスの年だ。昨季は自己最多63試合に出場し打率・252、2本塁打、12打点。相手先発の左右で併用が続き、レギュラーをつかみきれなかった。外野2枠が空いている今季こそ-。もう、1人じゃない。最愛の人のため、必ず定位置を奪い取る。