和田SAが11球団視察へ 新生虎を援護
阪神・和田豊SA(53)が23日、大阪市北区のスタジオACTで行われた元阪神の嶋尾靖史氏(47)が演出を手がける舞台「かすていら」を観劇。春季キャンプはオーナー付シニア・アドバイザーとして11球団を視察する予定で「(坂井)オーナーからの質問は全て答えられるようにしたい」と意気込んだ。
2月1日のキャンプインからはユニホームを脱ぎ、新たな仕事が本格的に始まる。「監督のときから、他球団がどんな練習をしているのか興味はあった。今は真っさらな気持ちだよ。特にセ・リーグは気になるね」。11球団のキャンプ地へ足を運び、新生タイガースの成長に尽力する。
自軍にはない練習法など、独自の観点で熱視線を送る。気づいたことは総帥へ-。「2月1日になって、初めて実感するんじゃないかな」。球春到来が間近に迫る。和田SAの表情は、決意に満ちあふれていた。