松田遼馬 球児の金言守り自己変革
阪神・松田遼馬投手(21)が25日、沖縄で合同自主トレを行った藤川球児投手(35)から授かった金言を忠実に守り、自己変革を成し遂げる考えを明かした。
この日は鳴尾浜のブルペンで捕手を座らせて今年最多の35球。沖縄では藤川から「軸足が折れているから、上から出すように」と助言された。「それを今も継続しながらやっています」と言うように、松田は1球1球丁寧に力を込めて投げ込んだ。
最高のお手本の近くで充実した時間を過ごした。「キャッチボールの中でもいろいろなことを考えながらやられている。見て勉強になるし、言葉もいただいたりして、すごく勉強になりました」と振り返った。
藤川先生の言葉を実践するようになって、日はまだ浅い。「手応えまではいかないですけど」と言いながらも「自分のものにできたら、変われるんじゃないかなと思います」と飛躍へ好感触は得ている。
食事中には栄養に関するアドバイスなどももらった。「考え方がすべて野球につながる。一つ一つの言動が全部勉強になりました」。志願の藤川塾入門は大正解だった。キャンプは1軍スタートが決まっている。師匠の近くでもっと多くのものを吸収し、グラウンドでの結果へとつなげていく。