隼太 ジョコ流ボディーで定位置奪取だ
阪神・伊藤隼太外野手(26)が26日、「ジョコ流ボディー」で定位置奪取を誓った。今オフは男子テニスの世界トッププレーヤー、ジョコビッチが実践した「グルテンフリー」という小麦など「グルテン」を含む麦類を取らない食事法に挑戦。5年目は「ニュー隼太」で勝負に臨む。
揚げ物、パスタなどグルテンを含む食材は脂肪を蓄えやすい。「他の物をいっぱい食べられたので、そこまで大変ではなかったです」。ウエートにも励み、体重は昨シーズン終了時から3キロ増の85キロ。理想通り筋肉による増量を成功させた。
一方、サプリメントも積極的に活用した。オリックス・糸井らに摂取方法の指導経験があるPDA(プログラム・ディベロップメント・アドバイザー)の桑原弘樹氏の下へ足を運び、教えを請うた。「動けていますし問題ないですね」と、新しい体にも不安はない。
年明けは沖縄で巨人・脇谷、中井らとの合同自主トレで汗を流した。昨年まで一緒だった巨人の高橋由伸監督には「練習の環境を整えていただき、ありがとうございます」と連絡を入れたという。
この日は鳴尾浜で室内打撃などを行い調整した。「一日一日、全力でやりたいです」。宜野座では、外野の定位置を狙う激しいバトルが待っている。今年こそ勝ち抜く。