ドリス夢実現、球児と出会い日本に憧れ
阪神の新外国人、マルコス・マテオ投手(31)と、ラファエル・ドリス投手(28)が28日、西宮市内の球団事務所で入団会見を行った
マテオと同じく最速160キロ右腕のドリスは、日本でのプレーを心待ちにした。「日本で野球をするのが、一つの夢でもあった」。興奮気味に語った夢の実現。そこには、カブスでチームメートだった藤川の言葉があったという。
「(藤川と話して)こんな素晴らしいピッチャーがいる国でぜひやってみたいと思った。どういう国か、どういう人がいるのかとかを聞いて、真摯(しんし)に答えてくれた。球児さんの人柄を見て、いい人がいるなと思った」
チームとしては、マテオと共に守護神候補として期待が集まる。「八回でもいけるし九回でもいける。言われたところでチームの勝利に貢献したい」。新たな夢を阪神で追い求めていく。