今成、究極の“一人八役”二塁守備練習
「阪神春季キャンプ」(4日、宜野座)
一人8役や!阪神の今成亮太内野手(28)が4日、投内連係で二塁を守った。今後は本職の三塁だけではなく、投手以外の全ポジションを守れるように練習する予定。究極のユーティリティープレーヤーを目指していく。
2日にはゴメスのミットを借りて、投内連係で一塁に入っていた。高代ヘッドコーチは「今成本人が納得しないで、(複数ポジションを)やらせることは避けたいので、本人には伝えてある。(捕手として)ブルペンでも受けていくことがあるだろうし。準備が大切やから」。遊撃や外野など、慣れないポジションも練習させていくプランを明かした。
今成は今キャンプに内野手用、外野手用、捕手のミットと、3つのグラブを持ち込んでいる。異例の挑戦にも「言われたところでやるつもりです」と前向きだ。まずは定位置を奪うことが目標だが、チームのためならば“八足のわらじ”を履くこともいとわない。