江越“大マクリ”開幕1軍 掛布プランだ

 「阪神2軍紅白戦、白組3-0紅組」(10日、鳴尾浜)

 阪神の2軍は紅白戦を行い、掛布雅之2軍監督(60)が3打数無安打に終わった江越大賀外野手(22)の“大マクリ開幕1軍計画”を明かした。15日からのウエスタン・リーグ開幕から起用し、結果を残せば19日からの開幕前最後のオープン戦3連戦(対オリックス・京セラドーム)に推薦する考えだ。

 打席内容は決していいとは言えなかった。「タイミングが取れていない」と本人が明かしたように、バッティングカウントでも空振りしたり、会心の打球を飛ばせなかった。

 それでも掛布2軍監督は「江越は良くなってるよ。形は悪くない」と分析。「あとちょっとね。今は足の使い方とかをいろいろやってるから」と語るように、フリー打撃から二人三脚で修正に取り組む。今の形は悪くないだけに、一つのきっかけで上昇気流をつかむ可能性を秘める。

 だからこそ「2軍の開幕はこっちにいると思うから。とにかく結果を出してほしい」と指揮官は江越に要望。その意図として「最後に1軍で勝負してもらいたい。推薦するには結果が必要だから」と明かす。

 1軍を見ても右打ちの外野手は大和、狩野と手薄な状態。「自分がやることをやってアピールする」と力を込めた江越が、1日でも早く復調への“何か”を見つけ出す。

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