横田2番「ありえる」打率4割に到達
「オープン戦、ヤクルト1-1阪神」(17日、神宮球場)
がむしゃらな全力疾走が、猛虎の新たなオプションになりえる。主力を休ませた一戦で、阪神・横田慎太郎外野手が初めて2番に入り、2本の内野安打に加えて盗塁も記録。「(初回は)基本的に初球から打つつもりだった。(2番での気持ちの変化は)特にないです」。セ・リーグ王者に対しても、堂々のプレーを見せた。
まずは初回無死二塁の場面だ。初球打ちで二塁打を放った高山に続いた。小川の初球に反応すると打球は二遊間へ。遊撃・西浦に捕球されたものの、送球より速く一塁ベースに到達した。五回1死では小川の5球目に食らい付き、二塁への高く弾んだ打球で再び内野安打。続くヘイグの打席で二盗に成功した。
これでオープン戦での16安打中、内野安打は7本に。金本監督は「それがいい意味で特徴になって、長い目で見たら大きく育ってほしいけど、今は結果が出てるので全然(いい)」と話す。足の速さを考えると併殺も減るため「(2番も)ありえると思うよ。ちょこちょこは」と、2番での起用の可能性も示唆したほどだ。
「(盗塁も)継続してやっていきたい」と横田。これでオープン戦の打率も・400に到達。止まらない勢いは、攻撃型オーダーを組む上でも貴重な存在となりそうだ。
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