ヘイグの状態上がらず…1安打も悪送球
「オープン戦、阪神4-2オリックス」(20日、京セラドーム大阪)
打線の“肝”となる阪神・ヘイグの状態が上がらない。三回には先頭打者で内角の直球に詰まりながらも中前打。これが、オープン戦11打席ぶりの安打となった。「きっかけというより、状態は以前から何もかもが打てなかったわけではない」と強気に話すが、後が悪い。
六回2死二塁のチャンスで外角直球に差し込まれ一邪飛。さらに課題の守備では1点リードの三回2死一、二塁からボグセビックの三ゴロを一塁へ悪送球。一時同点とされた。
「(開幕まで)日があるので、引き続き準備をしたい」。久慈内野守備走塁コーチも「見ての通り。ヘイグのプレーを信じてやるしかない」とした。6番に鳥谷を置く新打線実現もヘイグの状態次第。攻守で、一層の奮起が求められる。