ヘイグ来日初の野外ナイターへ異例練習
阪神マット・ヘイグ内野手(30)が28日、来日初の屋外ナイターへ準備を整えた。主力選手が練習免除される中、神宮球場で異例のナイター練習に参加した。
「(参加は)コーチと話し合ってね。明日(29日)からナイターが続くから。今日は練習に来て良かったよ。アメリカでも日曜以外は、ほとんどナイターだったから問題ないさ」
薄暮の下、三塁守備に就き、黙々と白球を追いかけた。打撃練習は行わず、練習時間のすべてを課題の守備に費やした。外野手や捕手との連係も確認し、「日が沈みかけた時間は(打球が)見づらかったけど、暗くなれば大丈夫」と手応えはバッチリ。久慈内野守備走塁コーチからも「(神宮は)初めてだからね。フライだけでも捕らした方がいいと思ってね。暗くなっちゃえば大丈夫だよ」と太鼓判を押された。
守備の不安を解消したことで、さらにバットに集中できる。開幕3連戦では9打数4安打4打点と爆発。金本監督の3番抜てきに、2日連続お立ち台の活躍で応えてみせた。
「シーズンは長いからね。失敗から学ぶことがあるし、結果が出ても学ぶことがある。いろんなことを理解している段階だよ」
初のビジターでも、これまで通りの姿勢を貫くだけだ。4試合連続打点へ、新助っ人がチームをけん引する。