マテオ3連投「行きます」首位退G宣言
3連投で退Gや!阪神のマルコス・マテオ投手(31)が4日、東京都内のチーム宿舎で、5日から始まる巨人3連戦(東京ドーム)での3連投をいとわない考えを示した。
「行けと言われれば、行きます」
頼もしい言葉が守護神の口から飛び出した。3日のDeNA戦は得点差が開いていたこともあったが、3月31日のヤクルト戦(神宮)で3回61球を投じたことを考慮され、1日からのDeNA3連戦(横浜)ではブルペンに入っていたものの、マウンドには上がらなかった。休養はしっかり取れた。いつでも戦える準備はできている。
相手は首位を快走するだけに「強いチームなんで、楽しみです」と鼻息は荒い。ゲーム差は1・5で、勝って少しでも差を縮めたいところ。香田投手コーチは「連投の(してくれる)方がうれしい悲鳴」と大きな期待を寄せる。イニングまたぎの可能性については「基本的には九回です」と、必要最小限のイニングで、使命を全うさせる構えが有力だ。
DeNA3連戦では先発陣が必死に穴を埋めた。能見が9回途中、岩貞は7回、藤川は6回まで投げきった。意気に感じたマテオは「頑張ります」と気合十分。役目を果たし、チームに恩返しする。