ドラ1高山初G戦にも冷静「普通に」
伝統の一戦を前にしても、高ぶることはない。阪神ドラフト1位・高山俊外野手(22)=明大=は、4日は宿舎で静養。5日からは初めての巨人戦に臨むが「ジャイアンツだから(どうだ)という余裕は、今の僕にはありません」と淡々と話した。
普段以上の熱気に包まれる巨人戦。ただ、そこは開幕前日ですら「あまり緊張はしていないですね」と言い放っていた高山のこと。これまで以上のビジターの声援を経験することになるだろうが、持ち前の冷静さを崩したりはしない。
ここまで全9試合に先発し、打率.279、1本塁打と奮闘。5日も「1番・左翼」での先発が濃厚だ。「意識することなく普通にやります」。その“普通”が、相手にとって脅威になる。