ドラ6板山が初昇格、高山に負けん

 阪神のドラフト6位・板山祐太郎外野手(22)=亜大=が21日、プロ入り初の1軍昇格を果たした。ドラフト1位・高山(明大)ら若虎外野陣に宣戦布告し、過酷なサバイバルを勝ち抜いていく決意を明かした。

 「2軍の試合は昼から始まるので、夜は食堂で(1軍の試合を)見ていたんです。自分も負けないように頑張りたいと思います」

 板山の原動力は、ライバルたちの存在だった。同期入団の高山を筆頭に江越、横田が1軍の舞台で活躍している。「『やってやろう』という気持ちです」。今、挑戦権を得た。

 春季キャンプは2軍スタートだったが、2月25日に1軍の沖縄へ合流。オープン戦の途中で2軍降格となり、ここまでウエスタン20試合で打率・255、3打点。この日朝、掛布2軍監督から「その気になってやってこい!」と送り出された。消極的にならず、思い切ったプレーを見せる。

 「調整ではなく、ずっと追い込んでやってきました。2軍でやってきたことを出すだけだと思います」

 岡山の1軍に合流後、倉敷マスカットスタジアムの室内で汗を流した。不調の高山に加え、左太もも裏痛を抱える福留の状態も不透明。22日・広島戦(マツダ)でプロデビューの可能性も高い。ドラフト6位からの下克上が始まる。

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