岩田抹消も 今季最短KOで香田C示唆
「阪神1-11巨人」(27日、甲子園球場)
言い訳はしなかった。連鎖した守備の乱れも一身に背負った。「(失策絡みの失点も)自分がすべて悪いので」。阪神・岩田は3回1/3を7安打6失点で今季最短での降板。今季初勝利を逃しただけでなくゲームも作れなかった。
「(試合開始の遅れも)関係ない。チームのみなさんに迷惑をかけてしまった」
初回、2死一塁からのギャレットに「失投でした」と真ん中に入ったスライダーを右翼席への2ランとされた。さらに四回には、江越のミスやゴメスの失策も絡んだ中、1死満塁から長野と立岡に連続で適時打を許して、降板となった。
試合の中での復調の兆しが見えないことを踏まえて、香田投手コーチは「4試合同じやられ方をしている」と、出場選手登録抹消の可能性を示唆していた。