金本虎、弱いデーゲーム「振りが鈍い」

 「巨人2-1阪神」(29日、東京ドーム)

 猛虎が夜行性では困る。昼間でも、どん欲に獲物を仕留めてほしい。4安打で得点は阪神・鳥谷のソロ弾による1点のみ。金本監督は、敗戦の中に見えた「弱点」について言及した。

 「振りが鈍い。デーゲーム対策をしないと。デーゲームは弱いでしょ、去年から。昨日とは全然、振りが違うからね」

 連勝していた勢いが感じられない。三回まで無安打で、四回に鳥谷が追撃のソロ弾を放ったものの勢いは付かない。これで昨年も含めて高木には5戦4敗で、対戦試合自体も5敗と全敗。苦手にしていることを差し引いても、振りの鈍さが目立ったのは事実だ。

 今季、この試合を含めて、ナイターで16勝13敗2分けという成績に対し、デーゲームでは9勝12敗1分けと負け越している。交流戦も18試合中6試合がデーゲーム。「(対策は)準備よね。キレを出すように、体に。(体が)起きてない感じだったから」と何らかの手を打つ考えだ。

 勝てば貯金「2」となっていたが、それでも勝率5割で交流戦に挑める。「選手を育てないかんというのがあるから。そういう意味では、何とか5割という見方もあるし」。一つの課題が見つかった交流戦前最後の一戦。この黒星は消えないからこそ、次に生かさなければ意味がない。

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