福留2千安打プレゼンターに広島新井
阪神・福留孝介外野手(39)がリーグ戦再開となる24日からの広島3連戦(マツダ)で日米通算2000安打を達成した暁に広島・新井貴浩内野手(39)がプレゼンターを務めることが21日、分かった。大記録まで残り2安打。偉業が成し遂げられれば2013年から2年間、タテジマで共に戦った僚友からの祝福が待っている。
粋な演出が敵地で用意されていた。学年こそ福留が1つ下。それでも同じ年齢のバットマンとして競い合い、猛虎では共にチームをけん引してきた。福留の大きな節目の数字に新井が花を添えることになりそうだ。
新井は4月26日のヤクルト戦(神宮)で2000安打を記録した“先輩”。広島の球団関係者は「(プレゼンターは)新井選手がやることになるんじゃないですかね」と説明。福留が新井から花束を受け取るシーンが実現すればファンは大いに沸く。
もちろん、甲子園にも祝賀ムードが届けられる。マツダで達成すれば、チームが本拠地に戻る28日・DeNA戦にもセレモニーが催される方向。Tシャツやタオルなどの関連グッズの準備も急ピッチで進められている。
この日は静養に努めた福留。「ゆっくりするよ。リフレッシュ?そうそう」。大台への一打で首位をたたき、戦友からの祝福を胸に聖地へ凱旋する。