阪神、自力V消滅 藤浪8失点で5敗目 再び最下位転落
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「阪神2-8広島」(8日、甲子園球場)
阪神は首位・広島に完敗し、83試合目にして自力優勝の可能性が消滅した。広島戦は5月22日の9回戦から5連敗となった。また借金は今季ワーストに並ぶ10となり、再び最下位に転落した。
先発の藤浪が8回8失点と先発の役割を果たせず、5敗目(4勝)を喫した。初回、鈴木の左前2点適時打と重盗で3点を失うと、二回に田中の右越え8号ソロ、三回は松山の左犠飛で、三回までに5失点。2-5の八回には、2死満塁から、代打・岩本に右中間への走者一掃三塁打を浴びた。
藤浪の8失点は自己ワースト。161球は、自己最多の投球数だった。これで5試合、勝ち星から遠ざかっている。
打線は0-5の四回、3連打に相手失策が絡んで2点を奪ったが、なおも無死満塁の好機に追加点を奪えなかった。五回以降も得点できず、終わってみればチームの安打はこの3本だけだった。