阪神が一発攻勢で逆転 原口、新井良が本塁打
「広島-阪神」(24日、マツダスタジアム)
阪神が0-1で迎えた二回、一発攻勢で逆転した。まず先頭の5番・原口が、広島先発・中村恭の投じた低め138キロを完璧に捉え、左翼スタンド後方のコンコースまで運ぶ8号の同点ソロ。「しっかりと準備ができていたので、ファーストストライクから自分のスイングができるポイントで捉えることができました」と、手に残る感触を確かめるように話した。
ゴメスは右飛に倒れたが、続く新井良がバックスクリーンに3号勝ち越しソロを突き刺した。「走者なしの状況だったのでとにかく塁に出ることを考えていました」。5月13日のDeNA戦以来の一発を振り返った。
この試合、鳥谷がスタメンを外れ、2012年から続いていた連続試合フルイニング出場が667で途切れた。先発のメッセンジャーは初回、新井の右前適時打で1点を先制されていたが、“新打線”がすぐさま引っ繰り返した。