西岡26日手術、一時は「野球人生終わった」 球団、ファンからの声で復帰決意
阪神の西岡剛内野手(31)が25日、自身のフェイスブックで、20日の巨人戦で負った左アキレス腱断裂についてや、手術を26日に受けることなどを報告した。負傷した瞬間の心中や、球団関係者・ファンへの感謝の思いを赤裸々につづっている。
メッセージの冒頭、西岡は「7月26日に手術を受けることになりました」と記した。負傷の瞬間を「あの時タイムリー打ってベース手前でアキレス腱がブチって切れたのがわかりました。『俺の野球人生はこれで終わった』と頭の中でグルグルしていました」と明かした。
手術か、自然治療かのどちらかの選択についても、一時は西岡は「終わったのだから」手術は必要ないと考えていたという。しかし、「球団関係者のいろんな方から手術して来年頑張れ!とか、来年の春のキャンプのリレーには間に合うやろ?とか、僕のメンタルを凄く気にかけてもらいました」というフォローの声に背中を押された。「怪我してチームに貢献することはできないけど、今自分が出来ることは、まず手術受けることやと思って手術受けることにしました」と復帰を目指すことを決めた。
そして、もう一つ。「手術を受ける決断を下したのもファンのコメント読んでです!ほんまにファンの力、人の目に見えない力って凄いなって思わさせられました」とファンの声に励まされたことが大きかったという。「自分1人の人生ならとっくに辞めていたでしょう。いつもつまずいたら背中を押して押し上げてくれます。これまでに何度か野球人生で疲れてしまうことがありました!そのときいつも応援してくれるのはファンのみなさんです。俺はアホやから、うまく文面で感謝の気持ち伝えられへんけど…ほんまにありがとう!」とファンの温かい激励によって、再起へ腹が固まった。
手術は26日に受ける。「明日の手術めっちゃビビってます」とも漏らした西岡だが、「俺の心配はご無用やで!笑 命とられたわけでもないのに、俺より苦しい思いしてる人なんかいっぱいおる!なんやったら俺より苦しい思いを経験した人が俺を励ましてくれてる!人の想いって凄いな!俺は全然大丈夫」とメンタルは立て直した。「今回伝えたいのは感謝の気持ちです!ファンの皆さんと、球団関係者の方に支えられ、感謝感謝感謝です」と率直な思いをつづっていた。