阪神・球児が日米通算1000奪三振 1001個目は「狙った」
「阪神5-3ヤクルト」(26日・甲子園球場)
阪神・藤川が八回、日米通算1000奪三振を記録した。
藤川は先発・岩貞の後を継いでマウンドへ。1死一塁から大引を146キロの直球で空振り三振に打ち取り節目の数字に到達。直後に2死一、二塁のピンチを招くも3番・バレンティンを空振り三振に封じて1001個目の三振とした。
節目の記録に藤川は「ほとんどがこの甲子園球場で、ひとつずつ三振を積み重ねて、矢野さんやたくさんのキャッチャーに一球づつ受けてもらってきて、それ(1000奪三振)がきょうなので。きょうは原口という新しいキャッチャーに受けてもらって。あといくつ取れるか分からないですけど、皆さんに喜んでもらえるように頑張ります」と笑顔をふりまいた。
ピンチを1001個目の三振で切り抜けた場面を振り返り、「三振以外にアウトを取る方法が技としてたくさんあればいいんですけど。あまり持ち合わせてないので、最後は三振を狙ってました」と狙い通りだったことを明かした。
5勝目をマークし、阪神に復帰してから初めて、甲子園球場のお立ち台に上がった藤川は「前に在籍したときよりも、黄色のあふれた球場だったので最高ですね」と話し、ファンから大きな声援を浴びていた。