藤浪、エルド斬りで今季広島戦初星へ「調子は悪くない」
阪神・藤浪晋太郎投手(22)は天敵の鯉狩りと鬼門突破を狙う。15日、甲子園室内練習場で投手練習に参加。17日・広島戦(京セラ)の先発に備え、室内練習場ブルペンで報道陣をシャットアウトし、投球練習を行った。
京セラドームの登板は通算5試合で3勝2敗ながら、防御率4・88とやや苦手。マウンドの土が硬く、足場が掘れにくいため好みではない。この日の投球も「あまりいい感じじゃなかった」と振り返ったが、「調子自体は悪くないですし、体はキレてくると思うので、しっかり投げたい」と意気込みを語った。
広島戦は今季4試合の登板で0勝3敗、防御率3・54。前回8月19日も自身の悪送球に守備の乱れが重なり、8敗目を喫した。しかも広島は前カードからエルドレッドが復帰。ただ、エル砲とは過去3年の対戦で22打数3安打、1本塁打、打率・136と抑えており、「そんなに打たれているイメージはない」ときっぱりと言った。
2位巨人が連敗し、広島が連勝すると鯉にマジックが点灯する。優勝が遠のいても、セ・リーグの火は消さない。
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