上本、一発含む4安打で1軍昇格決定
「ウエスタン・オリックス7-6阪神」(20日、あじさいスタジアム北神戸)
最高の形で1軍に向かう。本塁打を含む4安打と、阪神・上本のバットが火を噴いた。固め打ちにも「(あくまでも)結果なので」と淡々と語ったが、トップバッターとしての役割を十分に果たした。
相手の出鼻をくじいた。一回、1ボールからの2球目を左翼スタンドへ7号先頭打者弾。1-0の三回先頭でも中前に運び、ペレスの適時打で2点目のホームを踏んだ。七回は2死から右前打を放つと、九回は先頭で中前打。打撃力を存分にアピールした。
16日のウエスタン・ソフトバンク戦(鳴尾浜)から、三塁手として先発出場が続いている。守備でも積極的に声を出しているが、そんな姿に掛布2軍監督は「不慣れな所だけど、新しい景色を見れていると思う。いいリズムで野球をやれているんじゃないかな」と目を細めた。
三塁について「余裕はない」と上本。この日昇格が決まった1軍でも、守備位置に関係なく必死にプレーするだけだ。
関連ニュース

編集者のオススメ記事
タイガース最新ニュース
もっとみる阪神 平田2軍監督がドラ5・佐野を絶賛「見事。もう言うことない」プロ初4安打など記録ずくめ
敗戦の阪神・藤川監督 八回の攻防に言及「ハーン投手にうまくやられたなというところ」
阪神 わずか2安打完封負けで開幕3連勝ならず 門別は五回途中2失点で初黒星
阪神 ドラ1伊原が2回無失点デビュー 味方の拙守をカバー
阪神 ドラフト1位・伊原がプロ初登板で2回無失点 思わぬピンチ招くもモンテロを三振斬り 落ち着き払ったマウンドさばき
阪神 門別は五回途中8安打2失点で降板 プロ初勝利はならずも粘りの投球で試合を壊さず
阪神スタメン プロ初勝利へ高卒3年目・門別が先発
【井川慶氏の眼】阪神・富田の4回交代に見えた藤川監督ならではのマネジメント シーズントータルで計算しているからこそ