金本阪神 東京ドーム白星締め 「全員の力で勝ち取った」
「巨人1-4阪神」(21日、東京ドーム)
今季最後となる東京ドームに、六甲おろしが響く。負ければ巨人戦2カード連続の3連敗で、今季の巨人戦負け越しも決まる状況での意地の逆転勝利だ。阪神・金本監督は充実した表情で勝利を振り返った。
「若手と中堅とレギュラー陣が、孝介も2つのファインプレーと。全員の力で勝ち取った勝利じゃないかと思います」
苦しい展開を打破できたところに価値があった。七回に1点を先制されながらも、中堅の上本が八回に同点弾。「(先制されながらも)そこからよく追い付いて、延長でよくひっくり返しましたね」。さらに九回にはベテラン福留の好守もあって守り抜き、延長十回に若手の北條の一打で勝ちきった。チーム一丸の勝利。確かな手応えが残った。
これで3位のDeNAに、3.5ゲーム差に迫った。火曜日からは直接対決3連戦が控えている。「すぐ3位のチームなんで、なんとか叩きたいです」。勢いに乗って、白星を積み重ねていく。
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