藤浪、初回に7失点でKO 1イニングの失点は自己ワースト
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「中日-阪神」(30日、ナゴヤドーム)
阪神先発の藤浪晋太郎投手(22)が初回、満塁弾を浴びるなどで大量7点を奪われた。1イニング7失点は自己ワースト。二回の打席で代打・森越を送られ、1回8安打7失点で降板となった。1回KOは、プロ4年目、99試合目の登板で最短。
先頭の大島に遊撃への内野安打を許すと、四球と捕逸で無死二、三塁のピンチを迎える。続く森野に二塁への内野安打を浴びて先制を許した。
なおも無死一、三塁で福田が放った三ゴロの間に1点。1死二塁では平田に左前適時打を浴び、この時点で3点を許した。
立ち直れない藤浪は、1死満塁から杉山に投じた初球を捉えられた。左翼ポール際へのグランドスラムで、計7失点。その後の2死満塁のピンチは何とかしのいだが、打者13人の猛攻を受けた。
藤浪はここまで6勝9敗で、敗戦投手となればプロ4年目で初の2桁敗戦となる。