秋山、悔し今季初先発 初回3失点…抹消も

 「阪神3-5DeNA」(2日、甲子園球場)

 二回以降、スコアボードにゼロを並べただけに、初回が悔やまれる。今季初先発した阪神・秋山が立ち上がりに崩れた。先頭の桑原から石川、ロペスの3連打で先制を許し宮崎には中前2点打。初回にいきなり3点を失った。

 「初回にリズムを作れなかった。結果を求めすぎました。しっかり落ち着いてやらないといけないです」

 試合後は反省の言葉を繰り返した。香田投手コーチも宮崎に痛打された場面を指摘し、「あそこを1点で抑えられれば。そこが悔やまれる」と渋い顔だ。

 5回5安打3失点。随所で秋山らしさも発揮したが「チャンスを頂いたので何とかしたかったけど、初回がすべてだと思います」と悔しさいっぱい。来週は5試合。香田コーチは「(先発が)5人で足りるということはそれ(抹消)も考える」と出場選手登録抹消を示唆していた。

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