板山、再昇格 気迫前面に内・外野どこでも守る「平野恵一魂」だ!

 阪神のドラフト6位・板山祐太郎外野手(22)=亜大=が、10日に出場選手登録されることが9日、わかった。この日は鳴尾浜の室内練習場で45分間バットを振り込んだ後、東京へ移動。「平野恵一魂」で熱く、熱くダイヤモンドを駆け回る。

 「闘争心を前面に出していきたいです」

 小麦色に日焼けした顔が充実した日々を物語る。6月3日に2軍降格となってから約3カ月。悔しさを白球にぶつけ、ひたむきに再昇格を目指してきた。「結果を残すのはもちろんですし、できることをしっかりやっていきたいです」。10試合で打率・214だった柴田に代わり、ついに1軍の土を踏む。

 鳴尾浜では本職の外野の他に、二塁と三塁の内野練習にも時間を割いてきた。平野2軍守備走塁コーチは「多分、外野での起用だと思うけど」と話すが、“三刀流”の準備も万全。内、外野の守備をこなすことに加え、気迫を前面に出すプレースタイルは現役時の平野コーチと重なる。

 板山は10、11日に先発が予想されている杉浦、山中とは初対戦。ヤクルト戦は打率・167、神宮でも打率・143と決して数字は良くない。それでも、長打を秘めるルーキーには可能性がある。来季を見据えた上でも、意地を見せたい。

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