ドリス来季残留熱望!復帰登板1回0封「もちろん残りたい」
「練習試合、阪神2軍6-4大和高田」(13日、鳴尾浜球場)
来季も聖地で投げたい-。実戦復帰を果たした阪神のラファエル・ドリス投手が残留意欲を示した。「(今後は)どうなるか分からないけど、もちろん残りたい気持ちでいる」。一時守護神を務め、ここまで8セーブを挙げている助っ人が、偽らざる胸の内を明かした。
7月31日に右肩炎症で出場選手登録を抹消されてから1カ月半。ようやく再出発の一歩を踏み出した。最速は148キロと本調子ではなかったが、1回を無失点。「痛みがあってしばらく投げていなかったから、全力でとはいかなかった。でも感じとしては悪くなかったよ」と振り返った。
掛布2軍監督は「投げられたことがよかったよね」と目を細め、「由宇に連れて行くつもり」と、16日からのウエスタン・広島3連戦にも帯同させる予定であることを明かした。
「まずは次に向けて、徐々にやっていくよ」と右腕。今季中の1軍再登板を目指し、歩みを加速させる。