秋山、1539日ぶり勝利「久しぶり過ぎて恥ずかしい」 福留が決勝弾

1回阪神2死二塁、逆転2ランを放った阪神・福留孝介はゆっくりとダイヤモンドを回る=甲子園(撮影・田中太一)
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 「阪神2-1DeNA」(16日、甲子園球場)

 阪神が連敗を2で止めた。先発の秋山は5回2/3を投げ3安打1失点で、12年6月30日・ヤクルト戦(神宮)以来1539日ぶりの白星を手にした。甲子園での勝利は、10年9月20日・巨人戦以来2188日ぶり。

 秋山は初回、1点を先制されたが、二回から五回までは無安打投球。六回、1死から関根に左前打を浴び、その後2死二塁となったところで降板。代わった高橋が筒香を捕邪飛に仕留めた。七回からは松田、サターホワイト、マテオとつないでDeNAを振り切った。

 打線は0-1の初回、福留が右翼席への11号2ランを放ち逆転。この一発が決勝点となった。

 お立ち台に立った秋山は「久しぶり過ぎて恥ずかしいんですけど、勝ててよかったです。前回同様、初回に失点してしまったんですが、何とか1点で終えることができたんで、その後福留さんが逆転弾打ってくれて、絶対にしっかり試合をつくろうと一生懸命投げきりました」と、喜びにひたった。

 福留は「アキ(秋山)が頑張って投げていたんで、結果的にはいいホームランになりました」と振り返った。ファンに向けて「この(チーム)状況の中でこれだけのたくさんのお客さんが入ってくれているんで、少しでもいいプレーを見せられるようにと、やりました。なかなか勝てずにすいません。選手も一人一人一生懸命やって、最後までしっかりと戦えるように頑張りたい」と誓った。

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